2018/08/08 17:02

「合成界面活性剤を一切使用しない洗顔方法!」

 

合成界面活性剤を使用しない洗顔方法は、「ぬるま湯洗顔」です。ぬるま湯洗顔は「3035℃」くらいの水温で体温よりも少し低く、「ちょっとぬるいな」と感じる温度のお湯のみで洗顔する方法です。

ぬるま湯洗顔は「肌のバリア機能を保ち」つつ、「適切な皮脂を残せる」ので敏感肌の方にオススメです。

「バリア機能」とは、肌を刺激から守る機能のことで、皮膚の表面にある角層で働いており、主な働きは下の2つです。

・肌内部から水分が逃げることを防ぎ、潤いをしっかりと保つ働き
・外部からの刺激(乾燥・紫外線・化粧品)や菌の侵入を防ぐ働き

ただし、ぬるま湯洗顔ではメイクなどは落ちません。ぬるま湯洗顔をするなら

お化粧をしていない朝の洗顔がおススメです。

 

 

クレンジングと洗顔の違い

 

クレンジングは、皮脂や、メイクアップ料などの油性の汚れを落とすものです。

メイクが残ってしまうと、皮膚の新陳代謝を妨げてしまうので、シミやシワができやすくなります。お肌の老化を早めてしまうことになります。ですから、メイクは必ず落とさなくてはならないものです。

ここで問題なのが、メイクや化粧品には油分が含まれています。水では落としきることができません。クレンジングを使用すると思います。クレンジングに含まれる合成界面活性剤が油分を落とします。洗剤が油汚れを落とすのと同じです。健康な肌には、雑菌から守るために水分のバリアを張る機能があり、それをつくるのが皮脂なのですが、クレンジングはそれらの皮脂まで一緒に落としてしまいます。すると乾燥しやすくなるだけでなく、肌は抵抗力を失うため、様々な肌トラブルを引き起こす原因にもなります。

 

そこでおすすめしたいのが、100%オーガニックオイルによるオイルクレンジングです。油分は油分と反応すれば、落とすことができるようになるのです。「油が油を落とす」仕組みを利用したのがオイルクレンジングです。ただし、市販のオイルクレンジングは、化学物質や合成界面活性剤が含まれているものが多いので、成分に注意してください。

 

 

 

 

洗顔はホコリや汗などの汚れなどを落とすものです。メイクをしている人は、クレンジングした後に洗顔となります。洗顔には合成界面活性剤を使っていない、無添加石鹸がおススメです。無添加石鹸が洗顔に良い理由は、

 

◆理由①◆肌本来の力を取り戻せる

「肌本来の力を取り戻せる」のは、無添加石鹸のph(ペーハー)がアルカリ性のおかげなのです。
アルカリ性の石鹸で肌を洗うと、通常は弱酸性の肌がアルカリ性に傾きます。石鹸で洗った後に、肌がつっぱる感じがするのは肌がアルカリ性に傾いているからです。
このアルカリ性の状態(つっぱり感)になると、肌は本来の弱酸性に戻そうとし、この能力が高いと肌がより活性化させることができるのです。

最近、弱酸性の洗顔料もたくさんありますが、弱酸性のものばかりを使っていると、この肌本来の力が使われずに弱くなってしまう恐れもあります。

 

◆理由②◆皮脂を落とし過ぎない

「皮脂を落とし過ぎない」のは、無添加石鹸に洗浄力の強い合成界面活性剤が入っていないおかげなのです。
この合成界面活性剤は洗浄力が高いため、この成分が多く入っていると、肌表面の必要な皮脂まで奪ってしまうこともあり、お肌の潤いも失ってしまいます。

無添加石鹸はそのものが天然な界面活性剤のため、水だけで綺麗に洗い流すことができ、肌表面に洗浄力を残らないようにできます。
逆に合成界面活性剤は、水で流しても高い洗浄力が肌に残ってしまいやすく、必要以上に皮脂を取ってしまうのです。

 

◆理由③◆美容成分が豊富

無添加石鹸には、原料油が持っている天然保湿成分やビタミンなどが豊富に含まれています。

 


クレンジングと洗顔を同時にできるものもありますが、合成界面活性剤等が含まれており、あまり肌には良くないようです。

 

クレンジング、洗顔ともお肌にとっては負担をかけています。メイクをしていない日にはクレンジングをしないようにしましょう。

 

 

洗顔後のケア

 

洗顔後はできるだけ早くケアをしてください。洗顔後のお肌はデリケートな状態のため、よりバリア機能が壊れやすくなっています。清潔で肌触りの滑らかなタオルを水滴にあてるようなイメージで拭き取ります。タオルでゴシゴシ拭いてはNGです。


洗顔後、そのままにしておくとどんどん乾燥してしまいます。できるだけ早く保湿してください。

 

洗顔後に化粧水でお肌を整える方が多いと思います。しかし化粧水にはアルコールが含まれているものが多く、水分が蒸発する際にかえって過乾燥を引き起こすことがありますので注意してください。

 

保湿剤はバリア修復に役立つ成分(セラミドやオレイン酸などのある種の不飽和脂肪酸)が含まれているものがいいでしょう。

 

また100%オーガニックオイルを保湿剤として使用するのがおススメです。

特徴としてお肌になじみやすく、浸透力が高い点が挙げられます。オイルの成分は人間の皮脂に組成が似ていることが多く、肌の皮脂バランスをナチュラルに整えてくれるのです。

 

また、保湿力も高く、乾燥した皮膚に潤いを与え、その水分を閉じ込める役割を果たします。

 

そうすることで、外的な刺激から肌を守られるため、ダメージを補修しながら外からのダメージを防御することができます。肌に必要な栄養素を豊富に含んでいることでも知られており、ビタミンやミネラル、抗酸化物質、必須脂肪酸などを肌に補給することが可能です。

 

 

 

メイクをしている方は、界面活性剤を使わない洗顔はありません。大切なのは使われている成分(天然由来か石油系合成成分由来か)と洗浄剤をお肌に残さないようしっかり落とすことです。